16年間のSPT継続により多数歯を保存できた重度歯周病症例

2026.08

治療前

治療後

年齢と性別 70代 女性
ご相談内容 右上の前歯が欠けた 舌の前歯がグラグラしている
カウンセリング・診断結果 歯周組織検査の結果、全顎的に重度歯周炎と診断(MDP※院内基準)。 補綴治療のみでは長期的な予後は期待できないことを説明し、まず歯周基本治療を優先して歯周組織の炎症をコントロールした後、必要な修復・補綴治療を行い、病状安定後はSPTへ移行する治療計画を提案。
行ったご提案・治療内容 歯周基本治療(口腔衛生指導、スケーリング・ルートプレーニング)。 破折(欠け)の認められた歯にコンポジットレジン修復(CR)。 右下第一大臼歯は保存困難と判断し抜歯(Ext)。 欠損部はブリッジにて補綴処置を実施。 歯周組織の安定を確認後、SPTへ移行。
治療期間 約2か月(初期治療)  ※その後、3か月ごとのSPTを16年間継続中
おおよその費用 【初期治療】 - CR:約5,000円 - ブリッジ:約5,000円 初期治療合計:約10,000円  【SPT】- 約3,500円/回(患者負担) - 年4回 × 16年間 = 約64回 約224,000円 総額治療費の目安:約234,000円(患者負担額)
術後の経過・現在の様子 歯周基本治療により炎症は改善し、SPTへ移行。 SPT期間中に歯周病の急性発作がみられることはあったが、早期対応により改善。 新たな大きな歯周組織の破壊や追加の外科的処置を要することなく、口腔内は安定した状態を維持している。
SPT開始から16年間継続して定期管理を受診。 良好なプラークコントロールと定期的なメインテナンスにより、重度歯周炎の再発・進行を抑制。 補綴物も良好に機能しており、口腔機能・歯周組織ともに安定した状態を維持している。 継続的なSPTにより、長期にわたり重度歯周病の進行を回避できている症例である。
治療のリスクについて クリーニング(PMTC・SPT)に関するリスク

清掃時に、知覚過敏のような歯がしみる症状が一時的に出ることがあります。

歯肉に炎症がある場合、器具による清掃で出血を伴うことがあります。
クリニックより

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