91歳における長期SPT継続により口腔機能を維持した一症例

2026.08

治療前

治療後

年齢と性別 90代 女性
ご相談内容 詰め物が取れた
カウンセリング・診断結果 う蝕・補綴物脱離の既往は認めるものの、大規模な補綴・外科処置を要する病変は認めず。
行ったご提案・治療内容 当初は3か月ごとの定期クリーニングを提案。 患者本人より「毎月クリーニングを受けたい」との希望があり、リスク管理およびモチベーション維持を目的として毎月のSPTへ移行。 補綴物管理とう蝕予防を中心とした継続管理を実施。
治療期間 22年間。初期は必要に応じてう蝕治療・補綴治療を実施。 本人の希望で3か月ごとの定期クリーニングを継続。 約5年前より毎月のメインテナンスを希望され、現在まで継続
おおよその費用 保険診療内
術後の経過・現在の様子 定期的なPMTC・口腔衛生管理
ブラッシング指導
CR脱離時の再修復
インレー脱離時の再装着・再製作
必要に応じた咬合・補綴物の経過観察
大規模な補綴治療や抜歯などは施行せず、保存的治療を中心に管理した。
治療のリスクについて 詰め物・修復物(インレー・CR)に関するリスク
使用環境(強い食いしばりや硬いものを噛むなど)によって、詰め物が割れたり外れたりすることがあります。(※実際に本症例でも発生し、対応しています) 十分なメンテナンスを行わないと、詰め物の周辺の歯から再び虫歯になることがあります。 経年により、修復素材の変色や摩耗が生じることがあります。

クリーニング(PMTC・SPT)に関するリスク
清掃時に、知覚過敏のような歯がしみる症状が一時的に出ることがあります。歯肉に炎症がある場合、器具による清掃で出血を伴うことがあります。
クリニックより 91歳現在も毎月のメインテナンスを継続している。補綴物の小規模なトラブルには適宜対応しているが、口腔内は安定しており、大きな治療は行っていない。また、91歳現在でも趣味のテニスを継続しており、全身的にも高い活動性を維持している。

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