学校歯科検診
2026.04.23
千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院 院長新保です。
昨日、私が校医している金ヶ作中学校で学校歯科検診を行いました。
少子化の影響もあり、生徒数は年々減少しています。寂しさを感じる一方で、その分一人ひとりに時間をかけ、丁寧に診ることができるという側面もあります。
近年、マスコミなどでは「虫歯は減っている」とよく言われます。確かに小中学生に限って言えば、その傾向は事実です。
しかし、ここには大きな誤解があります。
現在の日本は高齢化が進み、歯を多く残したまま高齢期を迎える方が増えています。その結果、清掃の難しさや唾液環境の変化などにより、むしろ高齢者の虫歯は増えやすい状況にあります。
つまり、日本全体として見ると「虫歯が減っている」と単純には言えず、むしろ新たな課題が生まれていると感じています。
一方で、今回の検診でも感じたのは、子どもたちの虫歯は減っているものの、不正咬合、いわゆる歯並びの問題が目立ってきているということです。
この点は、これからの歯科医療において重要な課題の一つだと考えています。
千葉県では、歯の健康や美しさに優れた生徒を表彰する取り組みがあり、今回も推薦を行いました。
その中に、幼い頃から当院に通ってくださっているお子さんが複数含まれていたことは、歯科医師として大変嬉しく、やりがいを感じる瞬間でした。
今後も地域の子どもたちの健康を守るとともに、将来を見据えた歯科医療を提供していきたいと思います。






