アメリカインプラント学会Ⅲ

2015.03.19

__ 1__ 2__ 3__ 4__ 5__ 1__ 2__ 3__ 4松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です

サンフランシスコからロスアンゼルスへ乗り継いで月曜の朝羽田に着きこれから診療室へ向かいます。

昨日の午後は2時からのザデ先生の講演に参加しました。
インプラントの治療計画の際に骨を垂直に増やすのは外科手術としては患者さんの侵襲も多く、当然痛みを伴います。
ですからやるかやらないかの決定は難しく、また幅が無い場合もそれに準じます。
神経までの距離が無い場合は高さを稼ぐか短いインプラントを用いるかのいずれかの選択となります。
この辺りの話しはザデ先生の得意とするところですので多いに勉強になりました。
終了後、恒例のプレジデントレセプションが市内のエクスプロラティウムで行われました。
これを楽しみにしている参加者は少なくありません。
去年はボーイング社の博物館でした。
この科学展示館を貸し切りにしてのパーティーは日本では体験出来ない非日常空間、この手の演出は向こうの方が一枚上手ですね。
食べ物ブースでは鮨が1番人気、バーゲンセールさながら中には陣取って手掴みでバクバク食べてる女性もチラホラ。日本人はやはり控え目で結局食べられない人も…
土曜日は昼の飛行機の為参加せず

 

ロスでの乗り継ぎに大分時間があったのでUCLAのシェーン教授が空港まで来てくれてマリナデルレイの大学のヨット施設や自宅近くのヴェニスビーチを案内してもらい食事をご馳走になりました。
情けない話し何度もLAは来ていますが大学とホテルの往復なので全く地理はわからりません(涙)
シェーン教授とはサーフィンに行く約束していたのでウエットスーツも持参しましたが時間とれず諦めました。

ヴェニスビーチはまるで夏真っ盛り、若者達がサーフィンやスケートボードを満喫していました。自宅にお邪魔しましたが行ってビックリ‼︎

地味な感じの教授でしたがポルシェにフェラーリにプール付き、ガレージにはボードが30本❗️
羨ましい、同じ歯医者でここまで違うとは。
話しは変わりますが今回のインプラント学会の総括です。
依然はインプラント治療があたかも全てを解決する魔法の治療の様に考えられて世界中で色々な試みがなされ、膨大なデータが蓄積された今日、何が適応で禁忌なのか、どのメーカーのインプラントをどんな時に使うのか、またかみ合わせをどう与えるのかがかなり明確になってきました。
天然歯は変化していきますがインプラントは1度埋めたら変化する事はありません。この相矛盾するふたつをどの様に折り合いをつけていくかが議論されまた今後もなされて行く事でしょう。
間違いないのはインプラント歯周炎の問題とメンテナンスに関してに多くの関心が向いていくでしょう
ますます歯科衛生士の活躍の場が増えて行く事に間違いはありません。
今回多くの方の協力の元に衛生士コース及びインプラント学会が有意義なものになりました。
早速日々の患者さんの治療に役立てます。
この場を借りてお礼申し上げます。