スウェーデンマルメ大学

2016.07.07

おはようございます。

こちらは朝の8時

本日の午前中は昨日に引き続き歯周病科starropouleus教授によるインプラント歯周炎による合併症についての講義が始まります。

昨日の午後はIskandalani衛生士によるスゥェーデンの歯科保険システムについての講義終了後、国営の歯科診療所の見学へ行きました。

前にも少し増えましたがこの国の歯科健康保険システムは日本と異なります。
日本の場合ではご存知の通り自己負担率は一般成人1割から3割となっています。

スゥェーデンでは成人の場合2つの選択肢があり1つは金額にもよりますが治療の総額の多くを自己負担で支払う方法とキャピテーションモデルといい一定の保険料を納め問題が起きた場合に治療を受けるシステムがあります。

この場合の負担率は患者さんのリスクに合わせてR2システムというリスク評価によって10段階の支払い額に分けられていきます。

要するにきちんと自己管理が出来ている人は負担率が少なく、ダメな人は負担率が高くなるという理にかなった システムとなっています。

そのキャピテーションシステムを選択した患者さんの為の公共歯科診療所に行った訳ですが、実に清潔で素晴らしい設備にはおどろかされました。

7時から夕方の4時までの診療時間。
米国もそうでしたがとても良い勤務時間と思います、当院も、検討の余地ありと考えいます。

歯科医師、衛生士の方達と色々な話しを聞かせてもらいましたがやはり米国と同じで学生の教育システムがきちんと確立されている事が我が国と大きく異なる事を痛感させられました。

夜は隣の国、デンマークのコペンハーゲンへ行ってきました。
電車で30分程でしたが仲間の先生のお兄様が住まわれているので案内をしてくれましたが、駅前のアンデルセンは日本のアンデルセンと知ってビックリしました。

やはり喫煙率の高さには歯科医としては驚かされますが、文化的なものなのでしょうか、不思議な気がします。

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