UCLAジャパンプログラム
2012.11.05
松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。
土日と秋葉原富士ソフトビルにてUCLAジャパンプログラム2期がスタートしました。
トーマス・ハーン歯周病科臨床教授による審美歯科領域のインプラント治療につてのレクチャーが2日間行われました。
皆さんもし前歯の差し歯が折れたりして抜かなければならなくなったとしたらどの治療を選びますか?
まずは思い浮かぶのが両脇の歯を削ってかぶせ物をつなぐブリッジでしょうか?次にインプラントといった具合でしょうか?
ここで問題になるのが歯がいい人の場合その多くが抜く歯の両隣が全く健康な歯であるという事です。
まさか何でもない無い歯を丸ごと削って?と思うかも知れませんが実際この日本においては健康保険を使う場合はその方法以外は認められていません(入れ歯というのも無いこともないのですがさすがに前歯ですから)大きな問題ですが仕方有りません。
それでもいいと思う方はさておき、当院の患者さん方が不幸にしてこうなった場合皆さん歯を大切にしており削らない選択をします。ですからインプラントが第一選択となります。但し抜歯の方法、その後の管理から何から何まで従来のただ抜いてブリッジとは違いますし、使う材料、テクニックは日進月歩。
特に前歯のインプラントは審美性が大切なので事前の診断、治療計画がとても大切です。この点においては学ぶべきものが多くあります。特にUCLAはハリウッドやビバリーヒルズに近く要求度の高い患者さんが多いのでレベルは言うまでも有りません。ハーン先生に3日にわたり多くを学ばせて頂きました。
今年も3月まで西海岸きっての講師に最新の治療を学び皆さんの治療に還元させて頂きます。