講演会
2012.02.20
去る 2月19日(日)、東京ミッドタウンにてスプラインインプラントの販売ディーラー(株)白鵬主催、林揚春・長谷川嘉昭両先生による『天然歯の抜歯基準を考える』セミナーへ参加してきました。
インプラントを行う上で骨が無いケースは非常に多く、難しい対応が求められます。
早期に抜歯すれば骨は温存され、より安全で結果の良いインプラント治療となりますが、遅くなれば骨はもろくなり難しい治療となります。
しかし、患者さんはいつの時代でも、できる限り歯を残してほしいと希望される訳ですから、この二つは矛盾します。
われわれ歯科医としては難しい問題です。
私は歯周病学会にも所属し、保存する側の立場ですから、残すためには努力を惜しみませんが、この矛盾の解決は「予防に勝る治療なし」ということしかないように思えます。
このスプラインインプラントは抜歯即時埋入といって、抜歯と同時にインプラントを埋め込む治療に良く用いられます。
実際のスライドもアップしておきましょう。