新設備・その3『口腔内スキャナー』
2023.06.23
千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院です。
一般名称は「デジタル印象採得装置」と言うそうです。
虫歯の治療でかたどりをする時、「おえっ」としたこと、ありませんか。
これまでは印象材と言われるピンク色の粘土のようなものでお口の中のかたどりをし、それに石膏を注いで、患者様の模型を作っていました。それは詰め物や被せ物を作るための必要な作業でした。しかし、この機械のおかげでスキャニングしたデータを技工所に送るだけでよくなったのです。
院長は同じような機能を持つスキャナーを比較検討していました。患者さんの口の中に入るものです、機能だけでなく大きさや使い勝手などいろいろな方面から検討して、「これに決めた。」そうです。
また、最近よく耳にされていると思いますが、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一つでもあります。かたどりのための印象材、模型を作るための石こう、これらを省くことで、ゴミの削減、地球環境の保全に少しだけですが貢献しています。