70代男性 歯肉が腫れて痛む 原因となる歯を抜歯してインプラント治療を行った症例
2025.01
治療前
治療後
年齢と性別 | 70代 男性 |
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ご相談内容 | 左下奥歯の歯が腫れて痛むので診てほしいとのことで来院されました。 |
カウンセリング・診断結果 | 拝見した所、左下6番あたりの歯肉は腫脹していました。部分CTを撮影し診査をすると、大きな根尖病巣と左下6番にヒビがあることが確認されました。 |
行ったご提案・治療内容 | 左下6番について患者様から治療法があるのかとご質問がありました。今回のケースでは、膿を出すには歯を抜いて病巣を掻き出す(掻爬)しかないことをお伝えしました。患者様は納得され、今回は抜歯を行いました。 歯を抜いたところの治療法は、①ブリッジ ②インプラント を提案しました。 ①ブリッジの場合、患者様の咬む力が強いため、たわんで噛むと痛みが出る可能性がありました。また、ブリッジのかかる歯がどちらも失活歯(神経のない歯)だったので、歯が割れたり・再治療が必要になるなど問題がおこる可能性がありました。 ②インプラントは他の歯に負担がかからないことがメリットとお伝えしました。 患者様はご家族ともよく相談されたうえで、今回はインプラントを選択されました。 インプラント手術は患者様の血液を遠心分離をして得られるCGFを利用しました。インプラント体を顎の骨に埋入した後は、3か月まって2次オペが行われました。その間は1か月毎にクリーニングを行いました。上部構造は、3Dスキャナーで型どりを行い作製しました。 |
治療期間 | 約8か月 |
おおよその費用 | 52万 |
術後の経過・現在の様子 | 術後は良好で定期健診で来院されています。 |
治療のリスクについて | インプラント埋入手術後は一時的に出血や腫れが見られることがあります。 術後麻酔が切れると痛みがあります。鎮痛剤を服用して対応していただきます。 |
クリニックより | CGFを利用することで、傷の治癒、骨の再生を促進することが出来ます。そして、ご自身の血液から作られたものなので、拒絶反応のアレルギー反応が起こりにくいで安心です。 当院では従来の型どりに比べて患者様の負担を軽減できる3Dスキャナーでの型どりも行っています。 詳しくは知りたい方は、お気軽に当院スタッフにお問い合わせ下さい。 |