60代女性インプラント周囲炎で欠損した部位に新たにインプラント治療を行った症例
2024.08
治療前
治療後
年齢と性別 | 60代 女性 |
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ご相談内容 | 他院で入れたインプラントの周囲から血が出るとご相談いただきました。 |
カウンセリング・診断結果 | 口腔内を拝見した所、左下6番あたりの歯茎は赤く腫れていました。レントゲンを撮り骨の状況を確認すると、インプラントの周囲の骨が大きく減っていました。このことからインプラント周囲炎と診断しました。左下5と7のインプラントは無事でした。 今回のケースでは回復が見込まれないのでインプラント抜去の適応でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 現在あるインプラントを今後も使用していくことが難しい状況を患者様へご説明しました。提案は左下6のインプラントを抜去し、左下⑤6⑦のインプラントブリッジをご提案しました。 治療内容は、左下6をのインプラントを抜去。歯肉が回復するまでの期間は左下⑤6⑦の仮の歯のブリッジを仮着して頂きました。抜去から約5か月後、左下⑤6⑦のメタルボンドブリッジが接着されました。 |
治療期間 | 5か月 |
おおよその費用 | 約350,000円 |
術後の経過・現在の様子 | 術後良好で定期メインテナンスに通われています。 |
治療のリスクについて | 再発のリスク:一度インプラント歯周炎を経験している場合、同じ条件下では再発のリスクが高まります。適切な口内衛生が維持されていない、または治療されていない全身疾患が影響している可能性があります。 骨の質と量の問題:インプラントを支える顎の骨が、前回のインプラント歯周炎で損傷を受けている場合、新たなインプラントの固定が難しくなる可能性があります。骨の再生には時間と治療が必要です。 感染の拡大:既存の炎症が完全に治癒していない場合、新たに設置するインプラント周辺にも感染が広がるリスクがあります。 |
クリニックより |
治療前詳細
治療中詳細
治療後詳細