ロスアンゼルス研修
2016.03.22
松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。
3月5日からの4日間 カリフォルニア州ロスアンゼルスにて歯科衛生士30名を引率して皆カリフォルニア大学、UCLA 歯学部、前全米審美歯科学会会長ボールドウィンマーチヤック先生のオフィス、歯周病専門医のオフィス見学と目一杯のスケジュールで行って参りました。
半年間に渡る実技試験、症例発表などの課題をクリアした受講生30名を様々な点数評価を行い特に優秀な衛生士4名がUCLA歯学部 にてケースプレゼンテーションを行いました。
当院からは沼田、宇佐美の2名が参加しています。
皆さんもご存知の様にUCLA は西海岸を代表する総合大学です。
もちろん歯学部は優秀で世界中から歯学を志す学生が集まり切磋琢磨しています。
今回は終了式の際、知人でもある卒後研修責任者のドット教授のスピーチの際、「UCLA において日本からこれだけの歯科衛生士が学びに来た事は歴史的初めての事でとても感動している ありがとう」と僕へのコメントをもらい学歴詐称に厳しい昨今、衛生士達に正式なサティフィケートを出してあげる大役果たしホッとしました。
このサティフィケート歯科衛生士のキャリアとして一生の宝になるでしょう。
昨年に引き続き2期となる今回は特に優秀な衛生士が集まりました。
現地での症例発表において受講生の岩下さんは全て英語で行いました。
3人のお子様を持ち、初めての海外でしたが立派な発表に我々理事も感動しました。
やはり日本の女性は頼もしい。
慣れない英文論文翻訳してからの授業への参加、慣れないディスカッション式の講義、
東京講演してくれたジョアンとベセニーの通訳なしの授業。
また今回南カリフォルニア大学の衛生士科のトップのダイアンメルローズ先生自ら講義、学内案内を引き受けてくれました。
興味深かったのはアメリカでは多くの州において歯科衛生士が麻酔をうつことが出来るのですが、この日偶然麻酔実習の初日を見る事が出来ました、緊張して手が震えている学生をみて昔の自分を思い出しました。
帰国前の食事会にはシェーン、ナディア、ベセニー達も参加してくれて最後にそれぞれ歯科衛生士の継続教育の大切さを話してくれました。
そして木曜日の朝5時に羽田に無事に到着する事が出来ました。
短い研修でしたが、通常では体験する事の出来ない内容の濃い内容だったと確信しています。
いつもいつも協力を惜しまないロスの清水、マーチャック先生、大切な友人のドット、シェーン、ナディア、ベセニー、ジョアン夫妻はじめ今回ボランティアで色々なコネクションを繋げてくれたUSCのヒロセ衛生士、本当にありがとうございました。阿部先生を始め残って診療してくれたスタッフにこの場を借りて御礼申し上げます。