宇野澤秀樹先生ご逝去

2013.02.08

松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。

先週の火曜日の夜、当院でのアドバンス外科をお願いしていた宇野澤秀樹先生が急逝されました。
インプラントのオペで顔をご存じの方も多いかと思います。

葬儀のお手伝い等で、予約の変更等でご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

私と先生とは、8年前にアメリカのボストン大学に研修に行き、歯を失なった際インプラントが第一選択であり、大学の入れ歯の授業はDVD だけという現状を知り物凄い衝撃を受けて帰国後すぐに知
人を介し紹介してもらったのがご縁で知り合いました。
先生は大学院卒業後、一度は開業したものの日本のインプ
ラント第一人者である小宮山先生の薦めで単身UCLA に乗り込み後にアメリカインプラント学会長になるPeter K Moy先生の片腕として活躍されました。
帰国後は日本各地を飛び回り難しいインプラント手術をこなし、また一方で後輩の育成にも情熱を傾けておられました。
私は5歳年下で弟のように可愛がっていただいておりました。
カバン持ちでアメリカはじめ各国を回り世界中周り一開業歯科医では出来ないような経験をさせて頂きました。

四谷のイグナチオ教会には1000人を超える方々が亡き先生の為にお越しになりました。

生前常々商業主義に捲き込まれたインプラント治療に警告をならし、志しなかばにしてこの世を去りました。
先生の意思を継ぐ者として精進してまいります、さようなら。

合掌

 

2007年 ビバリーヒルトンホテルにて