イオン飲料の習慣化に警鐘
2020.09.15
こんにちは!
松戸市小金原しんぽ歯科医院の小暮です。
今日は日本歯科新聞の1コマを紹介します。
『子供のイオン飲料とむし歯の関係について』
イオン飲料が歯に悪い影響を与えることは皆さんなんとなくご存知かと思います。
それでも近年の異常な暑さや熱中症を警戒する呼びかけ、テレビコマーシャルの影響などで、お子様に飲ませてしまう方が多いのではないでしょうか。
味も甘くて美味しいので子供も欲しがりつい。なんてこともあります。
しかしイオン飲料が与える具体的な影響はこちら。
①糖分の濃度・pHの関係で、むし歯や酸蝕症(歯が解ける)の原因となる
②食事中に摂取すると電解質が多くなり喉が渇き、頻繁に飲むようになる
③肥満や食欲不振に繋がる恐れがある
ではどうすればよいのか?はこちらです。
乳幼児は
・過激な運動や極端に汗をかいた時以外は水を与える
・下痢や嘔吐でイオン飲料を飲ませたときは症状が軽快したら中止する
・入浴後や寝る前は水を与える
・やむを得ず寝ながら与える場合は、摂取後ガーゼなどで歯を拭う
学童は
・運動で汗をかくときは薄めて飲む
・イオン飲料のペットボトルを持ち歩きいつも飲む習慣や食事中飲むのをやめる
とのことでした。
簡単に言えば日常的に飲むのはやめましょう。ということですね。
普段の水分補給は水やお茶で十分だそうです。
コロナ対策で子供達もマスクの着用を余儀なくされ暑いですが、イオン飲料は上手く利用しながら、残暑が続く今を乗り切っていきたいですね。
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