中学校の歯科検診へ行ってきました

2020.08.28

松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。

今週水曜日学校歯科医として長いこと通っている中学校の歯科検診へ行ってきました。

コロナウィルス問題で授業のカリキュラムや検診の時期などかなり不規則となっていて学校の先生、生徒さん皆が大変苦労しながら学校生活を送っていました。

検診のやり方もかなり簡略化して行っています、慣れない方法で戸惑いながらも2年、3年生の生徒さんの口腔内を診ました。
診療所には問題がある方がいらっしゃるのですが検診はそうではないのでどのくらいのパーセントの人にどのような問題があるか、または問題がないのかを知る大変良い勉強になります。

今回は中学生でしたのでほとんど虫歯はありません、100人以上でほぼ数人程度の軽い生徒さんでした。とても嬉しいことです。口腔衛生を専門としている身としては歯磨き粉をはじめとするフッ素の効果が大きいと思われます。
以前より海外の歯科医と歯磨きに対しての認識の差がありました。
我が国では歯磨きで虫歯を予防すると考えられているのですが、他の国ではフッ素によって虫歯を予防し、歯ブラシをそれを口に運ぶツールと考えられているようです。
どうりで歯ブラシも大きめなはずです。
このような虫歯が少ないことはよいことなのですが、
一方でかなり歯並びが悪い生徒さんが多いのは残念な事実です。
当然歯周炎にもなりますし、口呼吸など色々な問題と関係してきます。
事情が許せば歯列矯正をすることが必要と考えます。

可能であれば早期にはじめることをおすすめします。
現在はワイヤーだけ方法でなく様々な治療法があります。
何かご質問あれば遠慮なくスタッフに相談してみて下さい。

松戸 常盤平駅 小金原 歯医者 しんぽ歯科医院