脳の学校
2011.02.28
松戸市小金原しんぽ歯科医院 新保です。
昨日は東京マラソンでしたので早朝犬の散歩がてら靖国神社まで偵察、準備委員の人達が急がしそうにしていました。
その後目黒で行なわれた、脳機能専門医で医学博士 加藤俊徳先生が主催される 脳の学校の授業、脳スクールの第三回に出席してきました。
加藤先生は咀嚼と脳の関係について脳の専門医として様々な研究をされており、咀嚼に関しては毎日多くの患者さんの口腔を見る歯科医が積極的に大切さを伝えなければならないとおっしゃっています。
脳のMRIを見れば一目瞭然なのですが、脳の発達は枝の様な画像で判断します。ところが歯の数が少なかったり、口腔機能が低下していると明らかに枝の発達が悪くなります。
口を司る機能は脳のかなりの部分を占めており、おろそかにてはいけません。
この様な研究がもう少し昔からされていれば今の様な日本人特有の歯科を軽視し、歯を大切にしない風潮は起きなかったかもしれません。最近テレビなどで認知症や老人の転倒、あるいは全身と歯および口腔の関係について良く目にする様になりましたよね、これからもっと色々な研究が進められていき、もっと沢山の関連が明らかになっていくでしょう。
我々歯科医の仕事も変わっていくかもしれません。なんかワクワクしてきますが…
昨日の講師は北出勝也先生。関西学院大卒業後、オレゴン州パシフィック大でドクターオブ オプトメトリーを取得。
子供達やスポーツ選手の視聴覚検査や指導にあたっておられるそうで、ビジョントレーニング講座を全国で展開しています。
字を書いたり、体を動かしたりするのと目はとても関係しており、目の機能を鍛える事が運動機能を発達させる上でとても大切なのです。
会場は子供達が沢山来ていて皆楽しそうに訓練をしていました。私も子供達に混ざりやることに・・
10センチの線をまっすぐ描いて下さい。といわれ頭が真っ青(汗)8-O 日頃100分の1ミリの世界の中で暮らしている私には分からない・・・正直あせりました。周りの視線を感じながら、やはり引いた線は7センチ。
脳の中センチの感覚を司る部分が使われていないそうです。
終了後サーフィン仲間から食事の誘いがあり上野へ。みんなは、朝一トップサンテというポイントで波乗りしてきたそうです。とても良い波だったとの事…羨ましい(ノ_・。)
当分日曜は研修会が続きます。海には行けそうにもありません…海で待ってるみなさんもうちょっとしたら行きますね。