USC第三期
2011.02.21
松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。
週末2日間USC(南カリフォルニア大学)プログラム第三期二回目の講義が六本木の泉ガーデンにて行われました。
今回の講師は至上最強講師と噂の高いバックリー先生。
ベトナム生まれの口腔外科医です。
我々歯科医がインプラント治療を行う場合、一番困るのは埋入する場所に骨が無い事と歯茎の厚みが薄い時です。
この悩みは世界共通で特に日本人の女性の前歯のインプラント治療は確率が高いので難しい事が多いのです。
バック先生は骨を造る事でバイオタイプ(歯茎の厚み)を変えより厚い歯茎にするテクニックを2日間に渡りレクチャーしてくれました。
正直凄い!
目からウロコ。
概念が変わりました。
アメリカではバックマニアという歯科医の追っかけがいるそうです。
前回のザデ先生もそうですが大学で教える傍ら開業医としても大成功されているとの事。
医師と歯科医師免許の両方を持つ彼に、何故医師でなく口腔外科医なのか尋ねたところ、一言、収入が多いからだよ!
なるほど〜正直?
講演終了後私の自宅近くの肉の万世でしゃぶしゃぶを。
歳も同じという事もあり、話しもお酒もすすみます。
中でも驚いたのはベトナム生まれの先生は小学生の時、いわゆるボートピープルとして苦労の末アメリカにたどり着くまでの苦労や、そこから現在の成功。
アジア人として歯科医療を行う上で遭遇する人種差別など、歳は同じですが、あまりにも平和な日本に生まれた私にはほとんど映画の世界。まさにアメリカンドリーム。
近いうちに診療室を見学させてもらう約束をして解散。
いつもの事ですが、肉が嫌いでほとんど食べない私には高いしゃぶしゃぶでした(笑)