UCLAエンドシンポジウム

2015.02.17

千葉県松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。
先週末米国ロスアンゼルスよりUCLA歯学部根管治療教室の教授陣が講演を行うにあたり
私も役員として参加し忙しい週末となりました。
根管治療とは字のとおり根の治療で日本の場合、虫歯が多い事もあり多くの時間がこの治療の費やされます。
問題は費用
前歯は歯根が1本、奥歯は3,4本ですが米国の専門医だと1本10万円以上
一方日本では千円程度、世界で一番安い(笑)
よく考えてみましょう、車、テレビ、カメラ、精密さが要求される物の相場は世界的にある程度決まっており千円と10万円の差があるとすれば圧倒的な違いが有ることになります。
同じ人間が手作業で行う行為ですから皆さんもおわかりになると思いますが。。。
歯医者へ行くと針みたいなものをクリクリやって2,3分でハイ終わり半年通院。よく聞きますね、
一方2,3時間掛けて丁寧な説明と治療を受け少ない通院で終わり。
これが実際においての差と言うことでしょう。
健康保険は費用が決められており我々にはどうする事も出来ませんが、何とか工夫して彼らに負けないような治療が出来ればと多くの日本の歯科医は悩んでいます。
今回も勉強熱心な歯科医が日本中から集まりました。
場所は赤坂のタカラベルモント
UCLAから友人のTodd卒後研修主任教授はじめ,Mo,Shene,Nadiaの3教授  John,清水2名の講師らがレクチャー
中でもShene教授のインプラントVS根管治療の話、お金の話ありきの米国、日本人の感覚としてはとりあえず根の治療してかぶせて駄目になったらインプラントとなりますが、神経内の無い歯は寿命が短いので駄目になってインプラントだと費用が倍かかる、で有れば最初から抜歯してインプラントという人がいるのも分からないでもないですが、やはり自分の歯と言う人は専門医にかかります、やはり確かな腕前、お見事でした。
Shene教授、見た目はいかにも学者風ですが実はサーファーで海のすぐそばに住み毎朝サーフィンしてから大学へ行くそうです、来月向こうへ行きますが朝一で連れて行ってくれるとの事、楽しみです。
上野のアメ横ムラサキスポーツに案内したらビックリしていました、あまりにも狭いそうです(笑)
その他Mo教授による歯根破折歯の診断、根管治療。
最近多いこの破折、虫歯でないのに歯が痛い、腫れる患者さん、かなりの確立で根にヒビが入っていたり割れていたり。
あちらでは虫歯が少なても破折は有るようで、とても勉強になりました。
金曜から来日した教授達と楽しい時間
来月衛生士25名連れて行くので良くしておかないと(爆)
リクエストされていたのは歌舞伎町のロボットレストランと京都
ロボットレストラン、初めて行きましたが凄い!!ビックリしました、日本人1割、外国人に占領させておくのはもったいない、是非皆さん行ってくださいね。
京都観光は修学旅行以来、鴨川沿いのすき焼きモリタ屋、最近丸ビルにも出来た店とても風情が有り雪もチラホラとラッキーでした。
帰りの新幹線教授が暇つぶしがてら隣の席で集中講義
中々出来ない経験でした。
他にも我が家のママチャリでサイクリング中ばったり歌舞伎座の前に診療所が有るインプラント名医菅井先生に、先生も彼らに用事あって何たる偶然!!
皆さんお疲れ様でした、来月は宜しくお願いします。
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