北京技工所視察
2014.06.14
千葉県松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。
今週の月曜から3日間中国の北京に行ってきました。
目的は偵察(笑)
でなく視察
三和デンタルという技工所の提携している北京東手口腔問診部へ1階が歯科医院、2階が技工所、地下がCAD/CAMセンターになっています。
基本的に自由診療の国なのでセラミックの技工、CAD/CAMによる仕事が多い為、ワックスや石膏がベタベタでなく清潔で掃除が行き届いているのが印象的でした。
恐る恐るトイレも行きましたが綺麗でした。スタッフの教育が行き届いているのでしょう。
若い女性技工士が多い事を質問。
何年かここで働いて故郷の田舎で暮らす一生分稼ぐらしいです、地方と都会の格差は日本人には想像がつかない世界。
地下のCAD/CAMセンターには日本に1台しか無いレーザー焼結立体造形マシン、DGM(森精機)製のCAD/CAMが揃えられていて理工系大学出身のエンジニアが操作していました。
数億円の設備投資と何トンもの重量、大きさを置くスペースが日本の場合は難しいようです。
そこで見た光景はもし仮に自分が日本の技工所の経営者であったならどう刀打ちするか深く考えてしまったと思います、低価格競争の消耗戦で行くか高価格高品質で行くのか?
大きな経済力をバックにいろいろな分野に積極的に進出して来ますので。
歯科技工に関してはかなり厳しい戦いになりそうな予感がしました。
数人の大規模歯科医院の院長、三和デンタルの菅沼社長はじめ母校日本歯科大の新谷教授親子交え初めての中国式宴会を体験。
バイチュウイッキ20連発、アルコール40度オーバーさすがに効きました。こそこそ捨てようとするとしっかり見ていますので飲まない訳にはいきません。
デンタルショーにも行きました、展示会です、あまりの人の多さと本当に歯科医療従事者なの?
と思えないほどの歩きタバコ(爆)
あれだけの関係者がいるとは思いませんでした
貴重な経験でした。
今回はいつもの勉強仲間のつじむら歯科医院、辻村先生の仲間の先生方。
辻村先生始め歯科甲子園で優勝するほど優秀なスタッフを抱え、歯科医療大好き人間の集団ですので朝の6時から夜中まで日頃の診療から離れ理想の歯科医療について熱く語り合いました。
いつもの事ですが仕事で行っている為、観光は万里の長城のみ。しかもケーブルカー(笑)
なぜか空気も良くせっかくのマスクは必要なく診療に使います^ ^
北京で最初の個人歯科医院で高額所得者専用歯科医院の見学件ケースプレ、ディスカッションもとても楽しかったです。
通訳の方のキレ方もとても面白く、日本人はYes Noをはっきりせず女性を大切にしない事に対してキレてました。
僕がそれがイイんだといったら火に油を注いでしまったような(笑)
僕は一日早く帰るため空港へ
他の先生は新しくできた5000人規模の技工所見学へ、ランチはサソリを食べたそうです!!
かなり早く着いたので人間観察件ランチ。
子供の頃あれ程親父に怒られた箸の持ち方、肘を付くな、歩いて食べるな 等
完全に間違ってたのかな?と思わせられる程オモシロ人間オンパレード、あっという間に搭乗時刻(笑)
機内で見たフランス映画DISCO 数年前の映画で酷評されていたはずですが只今感動!
エマニュエルべアール、僕よりもだいぶ年上ですが20代あたりの設定、美しさは変わりませんアラフォーで見た事無い方は是非‼︎
三和デンタル、菅沼社長始めスタッフ、関係者の皆さんありがとうございました。