研修会

2013.06.04

松戸市小金原しんぽ歯科医院の新保です。

忙しさにかまけブログアップ怠けて申し訳ありません。

先週末でようやく咬み合わせ研究会主催の半年間にわたる総義歯研修会が終了しました。ホッとして毎日安心して眠っています(笑)

近年顎関節症という顎がガクガクいったり痛くて口が開かなくなる病気で来院する方が多くなってきています。
原因は様々ですが時には歯科治療が引き金になる事も可能性はゼロでは有りません。ただし歯科医自身も気が付いていない事もあります。なぜなら大学では実践的なトレーニングは受けていないからです。
ではどの様にして複雑怪奇な人間の顎の動きと咬み合わせを学ぶか?
その為の絶好の教材が総義歯なのです。
取り外し可能で何処の歯を削ると次はどのような咬み合わせになるかも咬合器という道具を使えば一目瞭然。
顎の理想的な位置を割り出しそこで入れ歯を作る!
その位置を確実に掴む事が出来なければ咬み合わせの治療や奥歯のインプラントやブリッジは本来やってはいけないのでは?とまでこの研修会に参加してからは思うようになりました。

写真2

 

 

 

写真1

 

但し今回は1から歯科医が作る研修なので普段技工士さんにお願いしている我等にとっては大変な作業でした。
色々な研修会へ参加しましたが今回は特に為になり確実に腕が上がった事を実感した実り多き半年間でした。
早速何やら新しい事をやってるのに皆さん気が付いていますでしょうか?
もしも気になった患者さんは質問してみて下さいね。