Facebook『歯科塾』より
2013.05.07
[アレルギーと砂糖の関係]
日本初の栄養療法専門のクリニックを開設した溝口徹先生は、アレルギー症状に悩む人たちには、ある共通の食傾向があることに気づいたといいます。
ひとつは「甘い物好き」、もうひとつの共通点は、ご飯やパン、めん類などが大好きな方に多い「糖質過多」です。
この2つの食傾向は、どちらも急激に血糖値をあげてしまうことで副腎疲労症候群を起こし、アレルギー疾患を生み出す原因になっているといいます。溝口先生のクリニックでは、食習慣を見直すことで8割の患者さんに症状の改善がみられたといいます。
食育の一環として、ソフトドリンクなどによる砂糖の過剰摂取に警鐘を鳴らす歯科医院が増えてきましたが、一見、直接的につながらない糖質の過剰摂取がアレルギー疾患にも深く関わっているという考え方は大変、興味深いと感じます。
興味のある方は、『アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!(青春出版社)』に溝口先生の考えがまとめられていますので、是非、院内でシェアしてみてください☆
記事・浦濱隼人
2013/05/07