ラーメン
2013.05.01
千葉県松戸市小金原しんぽ歯科医院 DH梅澤です。
先日、老人保健施設に入所している義母(86歳)をかかりつけの千葉西病院に連れて行きました。
とても長い時間待ったりしたので、本人はクタクタ。どこにも寄らずに帰りたいと言うかと思っていたら、突然後部座席から「中華そばが食べたい」と言ってきました。
もともと、ラーメンは好きでしたが、現在入所している施設ではやはりアツアツラーメンは食べることが出来ないようなので、中華そばがあるチェーン店へ連れて行きました。
義母は総入れ歯ですが、義歯を入れていれば、ゆっくりですが咀嚼することが出来ます。(シナチクはやめておくように言いましたが・・・)
食が細いので、「食べられるだけ食べて」と差し出すと、黙々とラーメンを食べ始め、ほぼ完食することが出来ました。
あまり、食べ物の感想を述べることのない義母ですが、「美味しかった」と満足気でした。
食事以外の楽しみが少なくなった老年期こそ、何でも食べることのできる歯が大切なのだと改めて実感しました。
多くの患者さんにその事を伝え、歯を大事に守って行くことが、私の永遠の使命だと再認識しました。
今度は大好きなマグロを食べに行こうね。おばあちゃん。