脳と歯科

2009.11.23

SN3F0174.jpg今日はこれから南カルフォニア大学歯学部の卒業研修プログラムに参加した友人達のインプラントに関係する講演に行ってきます。昨日は脳の専門医の加藤俊敏先生の脳と歯科医療という講演を聴きに行ってきました。加藤先生には個人的にもお世話になっているのですが脳の研究においては日本でもトップクラスの医師なんですがとても威張ってなく謙虚な方です。先生の提唱する脳から見る歯科医療とは赤ちゃんが生まれてオギャーと泣く時すでに口を使うわけで歯医者の仕事が始まっており、歯磨きひとつとっても歯ブラシを動かす脳と口を動かす脳とが連係して歯磨きに成るわけでその動きは非常に良い脳刺激になるそうです。脳は使っていれば衰えにくくなり、使わなくなれば退化するとの事でしゃべったり、咀嚼などが最たるもので歯科医はただ歯をただ削ったり.詰めたりから口腔機能を管理する仕事にシフトする事が大切とおっしゃってました。まさにその通りと思います。