インプラントセーフティーマネージャー
2012.06.25
松戸市小金原しんぽ歯科医院 衛生士梅澤です
yahooトピックにインプラントのトラブルについて掲載されていました。
正直、遅すぎるだろう。という感想を持ちました。
入れ歯と違い、自分の歯に限りなく近いインプラントは今や、多くの方が入れられているので、特別な治療では無くなった感がありますが、異物を体内に取り込む外科手術なのですから、それなりのリスクはあります。
患者さんからのニーズに応え値段を下げると、その分、どこかで経費を削らなければならなくなります。
そうなると、必要な人数のスッタフを揃えずに手術を行うので準備不足、感染防止がままらなない、結果インプラント埋入後のトラブルが出てくるのは仕方が無いことです。
ある一定の基準が今まで制定されていなかったことのほうが、異常だったのです。
当院はNPO法人歯科医療情報推進機構認定インプラントマネージャーの認定を取り、今日の記事の様な事故が起きないように万全を期して、インプラントのオペに臨んでいます。
分らないことや、不安なことがあれば安心してご相談ください。
<インプラント>歯科医6割「トラブル」…学会が指針作成へ
毎日新聞 6月25日(月)0時26分配信
あごの骨に金属製の人工歯根を埋め込んで人工の歯を取り付けるインプラント治療で、治療している歯科医の6割が何らかのトラブルを経験していたことが、日本歯科医学会の初めての全国調査で分かった。手術設備や治療前の検査にもばらつきがあった。同学会は調査結果を基に、インプラント治療のガイドライン作りを始める方針だ。
インプラント治療は、入れ歯よりも自分の歯のように強くかめる半面、治療を巡るトラブルがあとを絶たない。日本歯科医学会は3月、全国の歯科医師会を通じて歯科診療所の医師1000人に調査票を送り、423人から回答を得た。
その結果、この治療に取り組む289人のうち、60.8%が治療による何らかのトラブルを経験していた。具体的には▽人工歯の破損が67.5%▽インプラント周囲の炎症が55.4%--などだった。また、4人に1人が「神経のまひ」や「異常出血」などの重い医療トラブルを経験していた。手術を手術室でするかや治療前の検査内容にばらつきがあることも分かった。
インプラント治療はほとんどが自由診療でこれまで治療のガイドラインがなかった。調査を担当した栗原英見広島大教授は「他の歯科診療所の取り組みを知る機会を設けるなど、ガイドラインが守られるための仕組みも作りたい」と話している。【斎藤広子】