インプラントの治療の流れを解説|手順と期間をわかりやすく説明

2025.04.23
インプラント治療を検討している方の多くが「治療にはどれくらいの期間がかかるのか?」「どんな手順で進むのか?」と疑問を持っています。
インプラントは失った歯を補うための精密な治療であり、適切なステップを踏むことで成功率を高められます。この記事では、インプラント治療の流れをわかりやすく解説します。
1. インプラント治療の基本情報
インプラントとは?
インプラント治療は顎の骨に人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
治療期間の目安
✅ 通常 3~6ヶ月
✅ 骨の量が少ない場合は 6ヶ月以上かかることも
治療期間は、顎の骨の状態や体質によって異なります。
2. インプラント治療の流れ(7つのステップ)
① 初診・カウンセリング(1回目の来院)
まず歯科医と相談しインプラントが適しているかどうかを確認します。
✅ お口の精密検査(当院では初診時皆さんに受けていただきます)
✅ インプラントのメリット・デメリットの説明
✅ 費用・期間・リスクについて相談
💡 ポイント
持病がある方や喫煙者は、事前に医師と相談しましょう。
② 精密検査と治療計画の作成(2回目の来院)
インプラントを安全に埋め込むため、詳細な検査を行います。
🔹 CT撮影(顎の骨の量・神経の位置を確認)
🔹 模型を作成(噛み合わせの分析)
🔹 治療計画を立案
💡 骨が少ない場合は、骨を増やす「骨造成手術」が必要になることも。
③ 事前治療(必要な場合のみ)
🔹 歯周病の治療(歯ぐきが健康でないとインプラントが定着しにくい)
🔹 骨造成手術(顎の骨が足りない場合に骨を増やす処置)
※この段階が必要な場合、治療期間が3~6ヶ月延びることがあります。
④ インプラント埋入手術(3回目の来院)
手術の流れ
- 局所麻酔をして痛みを軽減
- 歯ぐきを切開し、顎の骨に穴を開ける
- インプラント(人工歯根)を埋め込む
- 歯ぐきを縫合して終了
🦷 所要時間:約30分~2時間(本数や症例による)
💡 ほとんどの場合、痛みは局所麻酔で軽減されます。
⑤ インプラントと骨の結合期間(3~6ヶ月)
手術後、インプラントと顎の骨がしっかり結合するのを待ちます。
✅ 結合期間は通常3~6ヶ月(上顎は時間がかかることが多い)
✅ 仮歯を入れて日常生活に支障がないようにする
💡 この期間中は硬い食べ物を避け、清潔に保つことが重要です。
⑥ アバットメントの装着
インプラントが骨と結合したら、アバットメント(人工歯を支える部品)を装着します。
✅ 歯ぐきを少し切開して、アバットメントを取り付ける
✅ 歯ぐきの治癒を待つ(約2週間)
⑦ 人工歯(被せ物)の装着
最後に、セラミックなどの人工歯を装着します。
🔹 歯の形や色を調整し、自然な見た目に仕上げる
🔹 噛み合わせの最終チェックを行う
これで、インプラント治療が完了!天然歯とほぼ同じように噛める状態になります。
3. 治療後のメンテナンスが重要!
インプラントは虫歯にはなりませんが、**「インプラント周囲炎」**という歯周病に似た病気になることがあります。
長持ちさせるためのケア方法
✅ 毎日しっかり歯磨きをする(フロス・歯間ブラシも活用)
✅ 3~6ヶ月に1回の定期検診を受ける(歯石除去や噛み合わせチェック)
4. まとめ|インプラント治療の流れとポイント
📌 治療期間の目安は3~6ヶ月(骨の状態によっては延長)
📌 安全な治療のために精密検査とカウンセリングが重要
📌 手術後のメンテナンスが成功のカギ!長持ちさせるためのケアを忘れずに
インプラントは見た目も機能性も優れた治療法ですが、長く使うためには日々のケアが欠かせません。
「インプラント治療を受けたいけど不安…」という方は、まずは信頼できる歯科医院で相談してみましょう!
記事の監修
しんぽ歯科医院 院長 新保 城一
しんぽ歯科医院は平成9年の開業当初より一貫して最先端の予防歯科医療の普及に取り組んでまいりました。
最初は治療目的で来院された方も歯科において予防がいかに重要であるかを十分に納得され、現在多くの方々が定期的にメインテナンスを目的として来院されています。
- アメリカインプラント学会
- 日本口腔衛生学会
- 日本歯周病学会
- JAID海外学術担当理事
- USC(南カルフォルニア大学)客員研究員
- ハーバード大学歯学部 リサーチコラボレーター
- 日本大学松戸歯学部歯周病学講座研究生
- 日吉歯科診療所 オーラルフィジシャン認定医
(予防歯科の日本における第一人者、熊谷崇先生に師事)