バクテリアセラピー
2018.06.14
こんにちは松戸市小金原しんぽ歯科医院 コーデイネーターの石川です。
羽鳥慎一さんの番組の影響で当院でも患者さんからのお問合せが殺到しています。
若者のテレビ離れがささやかれる昨今ですが、まだまだテレビの影響力ってすごいんですね。
最近は菌活や腸活なんて言葉も市民権をえていましたが、みなさまはバクテリアセラピーという予防医学のジャンルをご存知でしょうか?
バクテリアセラピーとは優れた善玉菌を摂取することより、体の中にいる菌のバランスを変え、体質を変えていく細菌療法のことで、世界63カ国の医療現場で導入されており4,000余の臨床治験は権威ある医学誌にも記載されている国際的にみとめられています。セラピーとは薬を使わず、手術もしないで心身のもともとある治る力ひきだす事です。
細菌(バクテリア)というとちょっとおどろおどろしい感じがしますが、私たちの体の中にはもともと500種500兆個もの人体常在菌が住んでいます。菌の中には悪玉菌と善玉菌がいてその善玉菌にがんばってもらいもともと私たちの体が持っている代謝機能や免疫機能を活発にしようということなんです。
そこで活躍してくれるのがロイテリ菌。
ロイテリ菌は人間の母乳から発見された乳酸菌で、悪玉菌の発育を抑え多くの善玉菌を元気に働かせてくれる強いみ方です。ですから悪玉菌の温床である歯槽膿漏のかたのお口の環境を整えます。また腸内フローラの善玉菌も元気になるので免疫力があがります。
当院ではこのバクテリアセラピーと平行して歯石取りをする、中度から重度の歯槽膿漏(歯周病)治療のコースも好評です。こちらはご家族でとりくまれるこが多いんですよ!!
予防の大切さや価値を認めてくださる患者さんが増えてくださっていることに感謝。
しんぽ歯科医院の目標はKEEP28(生涯一本の歯も失わせない)
そのためは患者さん自身が自分の健康は自分で守るという意識を持っていただくこと。そのお手伝いをさせてくださいね。