
2025.09.17
千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院 衛生士&看護師 梅澤真里です。
私の本日朝一番の患者さんは30年近く歯のメインテナンスに通ってくださっている91歳の女性。
28本すべて自分の歯が残っていて、とてもお元気です。
今日も楽しそうに「ピーマンを魚焼きグリルで焼いて食べるとおいしいのよ」と教えてくださいました。火であぶることでピーマンのかさが減り、たくさん食べられるのだそうです。そして味つけはからし醤油。これがまたクセになる味とのこと。
実は、焼いたピーマンのように薄い皮がブニュッとずれるような食感の食べ物は、入れ歯の方にとってはとても食べにくいもの。
どんなにぴったり合った義歯でも、自分の歯のようには噛み切れません。
だからこそ、この方のように自分の歯で食べられるというのは、とても大きな幸せです。
美味しい食べ物の話を笑顔で話される姿は、本当に生き生きとしていて、自分の歯があることの大切さを実感させてくれます。
歯を守ることは、ただ食べるためだけではなく、毎日の楽しみや生活の質そのものを支えているのだと改めて感じました。
健康長寿の秘訣は、やはり“自分の歯”。私たちもこの方のように、歯を大切にして歳を重ねたいですね。