ミュータンス菌とがん

2024.01.23

千葉県松戸市小金原 しんぽ歯科医院です。

う蝕の原因である「ミュータンス菌」によって肺の血栓形成が誘導され、がんの転移が増加することが分かったそうです。

これは北海道大学大学院歯学研究所の樋田京子教授らの研究グループが解明しました。

今後は、同研究成果を基にがん患者の口腔衛生管理は誤嚥性肺炎の予防、がん関連血栓症の発症や転移の抑制など、がん患者の生存率の向上につながると期待がかかっているそうです。

ストレプトコッカス ミュータンス
学名 Streptococcus mutans
分類 Bacillota 門 Bacilli 綱
Lactobacillales 目 Streptococcaceae 科
通称 ミュータンス菌・むし歯菌
形状 レンサ(連鎖)球菌
分布 ヒトの口腔(とくに歯垢)、動物の口腔
発見 1924年
発見者 J. K. クラーク(イギリス)

ストレプトコッカス ミュータンス(ヤクルト中央研究所・菌の図鑑より)

歯磨き、大切です。